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浜町・人形町界隈を住処とする野良猫。
自称、みけらんぢぇろ。通称、弐代目三毛八。
みけらんぢぇろの祖先はかつてこの辺りにあった良家の
飼い猫であった。優しい主にかわいがられ、何不自由なく
暮らしていたが、ある日戦争の焼け野原で家と主をなくし
この辺りをうろつく野良猫となった。
みけらんぢぇろはその初代三毛猫から数えて18代目。
右手の黒い肉球はこの血筋を引き継ぐ当主のしるし。
ただ三毛八ことみけらんぢぇろにはひとつだけ
誰にもうちあけられぬ深く大きな悩みがあった。
それは彼が 「みけらんぢぇろ」 と名のる理由でもあるのだが?
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