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2006年篠田桃紅展 後記 |
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さて、当画廊に於いては2回目の篠田展でしたが、作品点数、バリエーションともに、1回目より前進した内容でご紹介できたのではないかと振り返っております。また、何より、先生御本人にご来廊頂けたことはたいへん光栄なことでした。 篠田先生にお目にかかり、あらためて人間としての器の大きさ、凛とした生きる姿勢を肌身で感じ取ることができ、深く感銘を受けました。年齢や性別を超えた本物の“格好良さ”がそこにはありました。多くの人々の憧れであり続ける方です。 一介のアーティストが世に出ることは難しく、一躍有名になるだけでもたいへんなことです。ましてや、トップランナーとして、長い時代をずっと生き抜いてゆくことは、まさに偉業というしかありません。 この春、 93 歳におなりですが、ますます若々しくお元気であってほしいと心より願ってやみません。これからも創作活動を見つめてゆきたいと思っています。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 |
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