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TOKO SHINODA EXHIBITION 2018

「百人一首より 在原業平 ちはやぶる神代もきかず…」和紙に朱・銀泥 90×55cm

「百人一首より 在原業平 ちはやぶる神代もきかず…」

   和紙に朱・銀泥 90×55cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百人一首を中心に

篠 田 桃

文字とかたち

9月19日(水)→24日(月・振)

午前10時~午後6時 最終日午後5時閉場

岡山天満屋 6階 葦川会館

入場料(税込)

一般・大学生 800円

※高校生以下無料


天満屋カード会員様 一般・大学生 600円

※ご本人様含む3名様まで 会場入口で天満屋カードをご提示ください。

 
「凛」銀地に墨・朱・銀泥 200×140cm
 

「凛」銀地に墨・朱・銀泥 200×140cm

墨を使った新たな表現方法で、世界のアートシーンに影響を与える孤高の美術家、篠田桃紅氏 105歳。墨の濃淡や陰翳のあやに揺らぐ文字やかたち、そして普遍的な美を追求し、その作品は世界のコレクターを魅了してやみません。
篠田氏は5歳で父から書を学び、漢詩や和歌など、日本の伝統文化の素養を身につけ、書家として活躍します。戦後間もなく単身渡米、当時ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコに代表される抽象表現主義が台頭しますが、篠田氏はそのただ中で、墨象という独自の表現を追い求めていきました。

本展では、篠田氏が生きた一世紀という時代背景に迫りながら、色鮮やかな料紙に書かれた秘蔵の「百人一首」の書、そして余分なものをすべて削ぎ落とし、一瞬の心のかたちを繊細で優美な線と面で表現した抽象作品を中心に約50点を展観いたします。

「灯火」金地に墨・銀泥・緑青 55×110cm

「灯火」金地に墨・銀泥・緑青 55×110cm

篠田桃紅 TOKO SHINODA

【略歴】 1913年旧満州・大連に生まれ、今年3月に105歳を迎えました。
幼少より書に親しみ、下野雪堂氏に師事。その後、既成の書の形にとらわれない墨による新たな形を描き出し、1956年単身渡米。国際的に高い評価を受け、時代を代表する美術家となりました。国内外で開かれた展覧会は数えきれません。
代表作は世界各国の美術館に収蔵されています。

 

【主要コレクション】 メトロポリタン美術館・ボストン美術館・グッゲンハイム美術館・大英博物館・東京国立近代美術館・岐阜県立美術館・国立代々木競技場・関市立篠田桃紅美術空間・コンラッド東京・ザ・キャピトルホテル東急・電通本社・京都迎賓館・増上寺・国立京都国際会館・皇居など

 

 

 
篠田桃紅 氏
 

ギャラリートーク(会場内・各回約30分)

※参加には入場券が必要です。

■「百人一首と宮廷文化 -装束を中心に-」

   9月23日(日・祝) ❶午前11時~ ❷午後2時~

  ゲスト:山科言親(衣紋道山科流)

ゲスト:山科言親氏(衣紋道山科流)

■「アートの楽しみ方 - 篠田桃紅の魅力」

   9月24日(月・振) ❶午前11時~ ❷午後2時~

  ゲスト:羽田美智子(女優)・平田美智子(本展企画監修者)

ゲスト:羽田美智子氏(女優)
 
 

お問合せ:ギャラリーサンカイビ 平田・高島

〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-22-5
Tel:03-5649-3710
mail:info@sankaibi.com

http://www.sankaibi.com