篠田桃紅作品展 -空間と美
開催期間:2026年10月28日~ 2026年11月03日開催場所:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

水墨による抽象画で国際的に活躍した美術家、篠田桃紅。1913年大連生まれ。(2021年 107歳没)5歳で書と出会い、1950年代初めに従来の書の枠を超えた独自の抽象世界を切り拓きました。1954年ニューヨーク近代美術館への出品を機に、1956年より2年間ニューヨークに滞在、全米をはじめヨーロッパ各地で個展を開催し、世界的に高く評価されました。作品はメトロポリタン美術館、大英博物館、ボストン美術館をはじめ、世界中の美術館に収蔵され、丹下健三をはじめ、吉田五十八、大谷幸夫、剣持勇、黒川紀章ら著名なデザイナーや建築家に依頼され、レリーフや壁画など大作を手がけました。今展覧会では、建築における桃紅作品の魅力を紐解きながら、日本人が太古から大切にしてきた「空間における余白と美」を探求する展覧会です。どうぞご高覧ください。

【篠田桃紅 略歴】
1913 3月28日、旧満州、大連に生まれる
1953 「日本の建築と書展」(ニューヨーク近代美術館、以後米巡回)
1954 サンパウロ市400年祭の日本政府館(丹下健三設計)のために壁書《花の歌》を制作
1955 ワシントン州国際見本市日本モデルルーム (剣持勇設計)のために《炎・水》を制作
1963 明治座(吉田五十八設計、東京)のために緞帳を制作
1964 国立代々木屋内総合競技場(丹下健三設計、東京)貴賓室のために壁画《水冠》を制作
1965 国立京都国際会館(大谷幸夫設計)ロビーのためにレリーフ《展開》と壁画《出遇》を制作
1966 カナダ・モントリオール万国博覧会日本館(芦原義信設計)中央展示室のために壁画《みなもと》を制作
1974 増上寺(斎藤智正設計 東京)大本堂、ロビーのために壁画《過去・現在・未来》を、道場のために襖絵《ひふみよ》を制作
1977 ワシントン駐米日本大使公邸(吉田五十八設計)のために壁画を制作
1979 ホテル・ヴィトシャ(黒川紀章設計、ソフィア)のために壁画を制作
1993 皇居御食堂(剣持勇デザイン、東京)のために絵画を制作
2000 東邦ガス本社(若山滋設計、知多市)のために絵画を制作
2010 キャピトルホテル東急(隈研吾設計、東京)ロビーのために絵画《豊》を制作
2021 3月1日(享年107歳)東京都内で逝去
【主要コレクション】
メトロポリタン美術館・ボストン美術館・グッ ゲンハイム美術館・大英博物館・ワシントン駐米日本大使公邸・東京国立近代美術館・岐阜県美術館・岐阜現代美術館・コンラッド東京・ザ・キャピトルホテル東急・国立代々木屋内総合競技場・皇居・京都迎賓館・国立京都国際会館・キャピトルホテル東急・増上寺など